たぬき暮らし

たぬき顔の嫁と子供と暮らしているので。

DIY初心者が大型テレビボードを作ってみた

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ゆとり世代だけにゆとりある生活を送りたい、キスケです。

母方のおじいちゃんが大工でした。
僕にも大工の血が流れているんじゃないかというノリで初心者ながら大型テレビボードのDIYに挑戦してみました。

結論からいうとお金もそれなりにかかるし、近付いて見ると既製品と精巧さが全く違うし、色々失敗して効率が悪かったりで制作に30~40時間掛かるし...
二度とやりたくないです。 

でも、サイズ感や形、色など自分の好きなようにできたのでかなり満足しています。

テレビボードの自作で用意したものや工程についてまとめてみます。

設計

まずはどんな物を作るかイメージし、紙に書きました。
思えば設計図を描きながら塗装剤をどうしようか考えていた頃が一番幸せでした。

僕が描いた設計図はこちらです。
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必要な木材の個数・サイズの算出

設計図に従うと、2種類の木材が以下のサイズ・個数分必要でした。

【板材①】
骨組みと扉用です。10mm以上の多少の厚みのある板材を想定。

縦(mm) 横(mm) 枚数
1300 455 5
1200 455 3
450 455 4
450-2n 455 6
450 500 2
450 400 1

※n=厚みです。厚みは木材によるので代数としました。
ちなみに僕が買った木材の厚さは11.5mmでした。強度的には今のところ特に問題ないです。

【板材②】
背板用なので、薄い木材を想定。

縦(mm) 横(mm) 枚数
1300+2n 450 2

※2=「板材①の厚み」です。

ホームセンターで木材購入&カット

僕が購入したのは、「ラワン合板」という1820mm×920mmで1枚1,000円の板です。
見た目はあんまり綺麗じゃなくて、穴が開いている箇所もあったんですが、安くて強度もありそうだったのでこれにしました。

木材カットの頼み方ですが、サイズだけ伝えればその通り切ってくれます。

パテで補修

木材が揃ったら、まずは木工パテで木材の穴をや剥がれている部分を埋めて平らにします。

やすり掛け(1回目)

初心者の自分にとって、一番めんどくさい作業でした・・・
労力の割に効果がはっかりとわかりにくいし、かなり時間が掛かり、粉が舞うのでマスクをしても目がやられます。

しかし、仕上がりをキレイにするにはやすり掛けが必要だそうです。
ネットで調べると中目、細目でやった方がいいとのことなので、まず#180、次に#320と2回やすり掛けしました。
が、めんどくさくなってしまい、途中から角だけ#320でやすり掛けしました。

やり方がよくなかったのか塗料の関係かはわかりませんが、塗装済みの板はどれがやすり掛けした物か全くわからなかったので、
個人的には塗装前のやすり掛けが本当に必要なのか疑問に感じています。

また、僕は手動のサンダーに紙やすりを巻いてやすり掛けしましたが、電動サンダーを買った方が圧倒的に効率がいいそうです。

塗装

次は塗装です。
僕は、バターミルクペイントのNEW ENGLAND REDを使いました。
バターミルクペイントは以前も使ったことがあるのですが、水性であまり臭くなく、色乗りが良く、何より色がオシャレなのですごくおすすめです。

塗装では、ローラーと刷毛を使って、全ての板の全面を2度塗りしました。
容量は3785mlで、3分の1くらい余りました。

塗っている最中の写真です。
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2度塗りしないと、次のやすり掛けで板材の地肌が見えてしまうかもしれないので注意が必要です。

やすり掛け(2回目)

塗装後、乾かしてみると表面に波打っているような模様が付いていました。
表面を滑らかにするため、#400のヤスリを軽く掛けた後、固く絞った布で拭きました。
1回目のやすり掛けは本当に必要だったのか疑問ですが、2回目は表面がつるつるになったのでやってよかったと思います。

ワックス掛け

ワックスは、BRIWAXのジャコビアンをスチールウールで2度塗りしました。
BRIWAXは、普通のワックスのようにテカテカさせて、いかにも「コーティングしてます!」という感じのワックスではなく、表面をマットな質感にしてくれます。
ジャコビアンは、BRIWAXの色の種類です。暗めの色が付いて、バターミルクペイントと組み合わせることで落ち着いたイメージがプラスされます。
臭いですが、乾くまでの時間が20分くらいと短いです。

1度目のワックスを塗り終えたところの写真です。
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組み立て

ワックス掛けも終了したら、ついに組み立てです!
ここまでで25時間くらい掛かった気がします。
もちろんぶっ通しで作業したわけではなく、塗装の乾き待ちの時間も含めてですが( ^ω^)・・・

両サイドの棚を作る

まずは両サイドの棚を作ります。

骨組み・背板を組み立て

固定は基本的に木ねじでしました。
板材の上からいきなり木ねじをドライバーでねじ込むと、ラワン合板は割れるかもしれないとホームセンターの人に言われたので、ドリルで穴を開けてからネジを入れました。

扉の取り付け

扉を作るには、①閉じた状態で固定するためのパーツと、②開閉動作を行うための蝶番が必要です。

①閉じた状態で固定するためのパーツはマグネット式で開閉させるタイプにしました。

これの小さい方のパーツを扉の開く部分に、大きい方のパーツを棚に短いねじで固定します。

②開閉動作を行うための蝶番は、以下のものを扉1枚につき2つ付けました。

固定力を考えると、もっと大きいサイズのものがいいのですが、僕が選んだ板材の厚さ11.5mmではこれがはみ出さない限界のサイズでした。

また、板材の厚さが11.5mmしかないので、木ねじは使えません。
短い木ねじでは固定力が弱すぎるし、長い木ねじはそもそも太くて蝶番の穴に入らないか、入っても板を貫通してしまいます。

そこで、ボルトナットを使いました。
ホームセンターでちょうどいい太さ・長さのボルトナットが売っていました。
ドリルで穴を開けて、ボルトナットを締めるとバッチリ固定できました。

そして、扉には取っ手が必要です。僕はセリアで買いました。

真ん中の棚の組み立て

これは非常に簡単です。
コンクリートブロックのようなものと板を組み合わせるだけです。
コンクリートブロックは板と擦れて塗装が剥げないか心配だったので、セリアで買ったすべり止めシートを板とブロックの間に挟みました。

そして最後に、1300mmの板を両サイドの棚に架かるように置けば完成です!
一応すべり止めシートを接触部分に挟んでありますが、それだけでは固定が不十分かもしれません。

完成直後のテレビボードの写真

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ミスしたことなどは端折ったのですが、それでもかなり長くなってしまいました。
実際には木材を自分で切ろうとしたらすごく大変で心が折れたり、切ってほしい箇所に線を引いてホームセンターに持っていったら「線が斜めでどこを切ったらいいかわからん」と言われてめんどくさくなって適当に切ったら案の定サイズが合わなくて、カンナを買って削ろうとしたら全然削れなくて心が折れて、もう一度ホームセンターに持って行って切ってもらって・・・という風に木材を切るだけでかなり時間をロスしています。

最初に制作に30~40時間掛かったと書きましたが、ロスした時間を省けばその半分の15時間~20時間ぐらいでできたんじゃないかと思います。

制作に掛かった費用

品目 料金
ペンキ代 10,000円
木材 5,000円
ローラー 1,400円
刷毛 500円
サンダー 1,500円
紙やすり 500円
ブルーシート 2,500円
バケツ、ペンキ入れ 1,000円
カット代 500円
ブライワックス 3000円
取っ手 300円
電動ドリル 4,000円
蝶番 400円
マグネットキャッチャー 150円
コンクリートブロック的なもの 1200円
合計 31,950円

※僕は他に必要のないものを買ったり、ミスをカバーするためのものを買ったりして、45,000円くらい掛かりました。(´;ω;`)

既製品の大型テレビボードでも意外と安いものが!

うちのスペースにぴったりの物が欲しい!と思って自作しましたが、今になって既製品でも良かったかな...とも思います。
既製品は10万円前後するものだと思ってましたが、意外と安いです。
ちょっと腹立つ...

大型テレビボードを自作してみた感想

おじいちゃんが大工仕事をしているのを横目で見ていただけの僕に、当然ながらDIYセンスはありませんでした。

かなり時間が掛かったことや、既製品でも意外と安いのあるやん・・・とは思いますが、
妻と一緒にペンキを塗ったり、
友人が組み立てを手伝いに来てくれたりと、
思い出深い唯一無二のテレビボードになりました。

バターミルクペイント+BRIWAXの色合いもかなり気に入っています。

ちなみに、今テレビボードの上の一角はこんな感じになっています。
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人工芝の上に家の形のアロマディフューザーを置いて、その周りに色んな置物を置いています。

苦労はするけどその分思い入れのあるテレビボードの自作に挑戦してみませんか?

初心者でも設計をしっかりすればあとは根性でできますよ!