ゆとりだけにゆとりある生活を送りたい、キスケです。
amazarashiが大好きである。
おすすめ曲ベスト50を、好きな歌詞と共に紹介していく。
46位 ピアノ泥棒
このピアノを聴いて どうだ僕の取って置きの
自慢のクラシックバラード
流れ出すのは 馬鹿な男のメロディー 執行猶予付きの ろくでなし賛歌
ピアノを聴いて どうせ野垂れ死ぬだけの くそったれの人生
それならば ステージの上で拍手喝采
こいつもそんなに悪いもんじゃないぜ
45位 アポロジー
陰口たたいて 舌出して 嘘ばっか付いて痛い目みて
大人になっても同じだ ふて腐れてんのも同じだ
どこまで行っても逃げられない
僕は僕からは逃げられない
明日から生まれ変わるから
そう言って今日に至りました
44位 多数決
罪悪も合法も 多数決で決まるなら
もしかしたら百年後は もう全員罪人かもな
もういいよ いいよ この世界は壊れすぎた
白紙から描き直すには丁度いいかもしれない
賛成か 反対か 是非を問う 挙手を願う
41位 カルマ
僕らが願うのは 唯一つ 幸せになりたいって事
それがほしくて もがいて もがいて もがいて
奪って 奪って 奪って 奪って
カルマとは、「自分がした行為は、悪いことも、良いことも、いつか自分に返ってくる」という因果応報の思想のことで、この曲は特に「悪い行い」に焦点を当てている。
amazarashiの曲の1〜2割は、ポエトリーリーディングといって、朗読調の歌い方がされている。この曲「カルマ」は、ポエトリーリーディングというのかはわからないが、「語り口調」の歌い方が多くを占める。
歌詞はもちろん、ピアノ主体の優しいサウンド、朗読調の歌い方とサビの力強さが調和して、夢中で聞き入ってしまう。
生きることとは何なのだろう。この曲を聴くたびにいつも思うが、答えは出ない。
39位 ラブソング
未来には期待しないよ 息も出来ないよ
夜の闇の中 不安で眠れない
愛されるだとか 愛するんだとか
それ以前に僕ら 愛を買わなくちゃ
消費せよ 消費せよ それ無しではこの先
生きてけない
消費せよ 消費せよ それこそが君を救うのだ
38位 スターライト
夜の向こうで何かが待ってて それを照らして スターライト
情熱 希望なんでもいいけど 僕らはここに居ちゃ駄目だ
片道切符は承知だジョバンニ 涙は捨てろ スターライト
きっといい事ばかりじゃないけど だからこそ 僕らは行くんだよ
37位 空っぽの空に潰される
弱音を吐いたら楽になるか 泣くだけ泣いたら楽になるか
死にたいと言えば気持ちいいか そこから踏み出したくはないか
どっかに忘れ物をしたよ 教室か母のお腹の中 恒久的な欠落を 愛してこその幸福だ
36位 古いSF映画
僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない
僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない
人が人である理由が 人の中にしかないのなら
明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ
34位 フィロソフィー
上手くいかない人生のために しつらえた陽光は
消えてしまいたい己が影の輪郭を明瞭に
悲しいかな生きてたんだ そんな風な僕だからこそのフィロソフィー
フィロソフィー(philosophy)を和訳すると、哲学。この曲だけでなく、amazarashiの曲の哲学性は群を抜いている。
33位 爆弾の作り方
誰よりも優しい あの子が息を潜めて泣いています
街の噂で聞いたんだ これがきっとこの世で一番の不条理
街には危険がいっぱいだから 誰にも会わず自分を守る
僕等は常に武器を探してる それがナイフじゃないことを祈る
31位 ハルキオンザロード
馬鹿笑いした夜が耳鳴りになって 眠れぬ夜に刃先を突き立て
僕らの間に川が横たわる 時間という名前の川が
青春と呼ばれた無残な抜け殻 君が変わったように僕も変わった
僕らの別れは最初から決まっていた 一番眩しい恒星ほど
燃え尽きるのも早いんだ
28位 夏を待っていました
降りだした夕立に走りだす つぶれた無人駅で雨宿り 明日は何して明後日は何して
くだらない話で笑い転げる 嵐の予感に胸が高鳴る あの時僕ら皆は確かに
夏を待っていました
音楽でこれだけ夏の情景と閉塞感を演出できるのは本当にすごいと思う。
どんなに強そうに見えても、挫折経験のない人は意外と打たれ弱かったりする。
大人になって初めての挫折を受け入れることができず、死を選ぶ人もいる。
挫折の経験が多い人の方がたくましいのかもしれない。
25位 14歳
青春の残り火みたいな 夜露をすすって今日も生きる
アメリカの映画みたいな ハッピーエンドは来なかった
結局僕は僕だから 結局今日は今日だった
明日を変えられる力が 僕らにはあるはずだった
24位 光、再考
日が沈みまた昇るように 花が散りまた咲くみたいに
全てはめぐりめぐって 全てがほら元通り
もし生まれ変わったらなんて 二度と言わないで
今君は日陰の中にいるだけ ただそれだけ
23位 季節は次々死んでいく
疲れた顔に足を引きずって 照り返す夕日に顔をしかめて
行こうか 戻ろうか 悩みはするけど しばらくすれば 歩き出す背中
そうだ行かねばならぬ 何はなくとも生きて行くのだ
僕らは どうせ拾った命だ ここに置いてくよ なけなしの
22位 奇跡
色んな事が起こるものさ 長く生きりゃそれに伴って
嬉しい事楽しかった事 もちろん逆も同じ数だけ
「こんなはずじゃない」と 思うのは僕らの傲慢で
引き金になった出来事が 過去には無数に存在する
21位 雨男
未来の話は嫌いだった だから約束もしたくなかった
久しぶりに電話をかけてきた 聡は酷く酔っぱらっていた
何も変わらない地元訛り 泣きそうになる会話の端々
馬鹿な世間話をした後に 約束したんだ「行こうぜ飲みに」
「未来は僕等の手の中」という表現が出てくる。やはりブルーハーツの影響を感じる。
19位 ナモナキヒト
誰かが君の事を 悪く言っていたとしても 大丈夫
人の生き方は 良い悪いではないのだ
目の前の分かれ道の 選択に悩みこそすれど
それを不正解と言ってしまう選択こそ
最も不正解なのだ
18位 美しき思い出
才能あるのに死んでしまった仲間 今でも遠くで頑張る友達
未だに僕を支えてくれる彼女
鍵をかけた部屋 戦っていた あの頃の僕 壊れた心 壊れたギター
ありがとう ありがとう 大嫌いだよ 美しき思い出
16位 無題
「信じてた事 正しかった」
正しかった
ある絵描きの名も無い一生を歌った曲。解釈は下記サイトが非常にわかりやすい。
amazarashi『無題』の歌詞とMVをみて:“亡くなった後の物語”について | フクモリblog
15位 隅田川
変わらない町並みふきだした二人
変わっていたのは僕等だけですね
インタビュー記事で、この曲を作った背景が少し語られている。
【ライブレポート】amazarashi秋田ひろむ、初の弾き語りワンマンで15曲熱唱 – 音楽ナタリー
10位 終わりで始まり
「ありがとう」とか「愛しています」とか 分からないけど歌っていたい
信じてくれたあなたは正しかったと 言い張る為に歌っていたい
それだけだ 僕の背中を押すのは あなたが喜んでくれる顔
8位 ライフイズビューティフル
あっけなく命や夢が消える星で ありふれた良くある悲しい話
そんなもんに飽きもせず泣き笑い 人生は美しい
一つを手に入れて一つを失くして いつも何か足りないって泣いている
だけど後悔なんてしてやるものか 人生は美しい
7位 ワンルーム叙事詩
燃えろ 燃えろ 全部燃えろ
この街の美しい朝日も そいつに不似合いな思い出も 再戦の明日に勇む夢も
雨にも負けて 風にも負けて 雪にも夏の暑さにも負けて
それでも 人生って奴には 負けるわけにはいかない
一人立ち尽くす そこはまるで焼け野原
6位 僕が死のうと思ったのは
僕が死のうと思ったのは あなたが綺麗に笑うから
死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きる事に真面目すぎるから
僕が死のうと思ったのは まだあなたに出会ってなかったから
あなたのような人が生まれた 世界を少し好きになったよ
1位 ひろ
今年も僕は年を取って お前は永遠に19歳で
くだらない大人になってしまうのが 悔しいんだよ 悔しいんだよ
なぁひろ 僕は今日も失敗しちゃってさ
「すいません、すいません」なんて頭を下げて
「今に見てろ」って愛想笑いで
心の中「今に見てろ」って なぁこんな風に
かっこ悪い大人になってしまったよ
だらしのない人間になってしまったよ
お前が見たら絶対 絶対 許さないだろう?
だから僕はこんな歌を歌わなくちゃいけないんだよ
最後に
amazarashiは私の中で、作業中に聞いてはいけないアーティストランキング第1位である。歌詞が頭の中をぐるぐる駆け巡るのだ。
「ひろ」と「たられば」はカラオケで歌うと、絶対に泣いてしまう。最後まで歌えたことがない。
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