たぬき暮らし

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【土地探し】いい土地を見つけるためにやって良かった8つのこと

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注文住宅を建てるとき、土地探しはとても重要なポイントだ。


どんなに完璧な家が完成しても、ご近所トラブルや騒音に悩まされたり、災害時に倒壊や浸水などの被害を受けるリスクが高ければ、満足度の高い暮らしはできない。


私は、完成した建物には若干不満があるものの、いい土地に巡り合うことができたので、家を建てて概ね良かったと思えている。今回は、「いい土地を見つけるためにやって良かったと思うこと」をまとめてみる。

いい土地の条件は人それぞれ

良い土地の定義は、人それぞれである。都会が良いか田舎が良いか、駅が近い方が良いか、幹線道路が近い方が良いかなど、求めるものは様々だ。


ただ、そう言うと始まらないので、今回は以下のとおり「一般的に望ましい」と推察される5つの事項を、「良い土地」の条件とする。

  1. 治安が良いこと
  2. 騒音リスクが少ないこと
  3. 近隣住民とのトラブルが発生しにくいこと
  4. 災害での被害リスクが低いこと
  5. 車庫入れしやすく、付近で交通事故に遭うリスクが低いこと

土地探しの手順

私は、「いいな」と思う土地があれば、まずはネットで情報収集を行い、それで問題なさそうなら、実際に現地調査という手順で土地を探した。


ネットでの情報収集は空いた時間に合計1~2時間あれば調べられるが、現地調査は曜日や時間帯を変えて実際に現地に行って付近を1時間程散歩するということを3回くらいやったので、土地を見つけてから購入の申し込みを行うまではだいたい2週間くらい掛かった。


土地の売買を仲介している不動産会社に連絡を取ると、「早く契約しないと他の人に取られちゃいますよ」と言われることも多かったが、運が良かったのか検討中に他の人が先に購入の申し込みを行うということは一度もなかった。


決めるのが間に合わず、他の人に先に契約されてしまう可能性はあるが、土地の購入はよく考えてから行うことをおすすめする。逃した土地がどんなにいい土地だったとしても、「その土地に住まなければ幸せになれない」などということはありえないし、調査不足で即決した土地で思わぬトラブルやリスクが発覚したとき、「やっぱりやめる」は不可能なのだ。


また、日本は10軒に1軒以上が空き家という、かなり空き家率が高い国だが、「空き家を放置させないための法律」が2015年から施工されていて、「管理しきれなくなった空き家≒土地」が今後市場に出てくる可能性もある。


「いい!」と思っても、すぐに決めずにきちんと調べることが重要である。

いい土地を見つけるためにやって良かったこと

WEB上でできる5つのこと

1.住宅情報サイト「スマイティ」のチェック

参考度★★★


「スマイティ」では、自治体ごとの人口密度や犯罪率、病院数などの「行政データ」がわかりやすくまとめられ、実際に居住したことがある人の「街レビュー」が閲覧できる。


「行政データ」を見れば、治安や医療サービスの充実度がある程度推測できる。「街レビュー」も居住経験のある人の生の声であり、投稿者の情報欄に「最寄り駅」という項目があるため、検討中との土地と最寄り駅のレビュー投稿者がいれば、一定の参考にはなる。


しかし、これらの情報はあくまで「自治体レベル」の話。あなたが購入を検討している土地周辺のピンポイントの事情がわかるわけではないのでご注意を。

2.事故物件公示サイト「大島てる」のチェック

参考度 ★★


「大島てる」では、地図上の事故物件のポイントが炎のマークになっていて、クリックすると「事故」の概要がわかるようになっている。


出典のない怪しい情報やあいまいな情報もあるため、個人的にはwikipediaと同じくらいの信憑性だと思っている。検討中の土地周辺が炎マークだらけではないか、付近で「殺人事件」はなかったかなど、ある程度このサイトで調べることができる。

3.ハザードマップのチェック

参考度 ★★★★


検討中の土地のハザードマップ(防災マップ)のチェックは必須である。ハザードマップは1種類とは限らないのでご注意を。


地震関連の防災マップはどの地域にもあると思うが、川沿いの地域なら洪水のハザードマップがあるし、斜面になっている地域なら土砂災害のハザードマップが、火山が近くにあれば火山の・・・と、色々な防災マップがある。


「大地震発生時の震度、津波、液状化のリスク」や、「豪雨時の洪水、土砂災害のリスク」などを調べておいた方が良い。

4.「地盤サポートマップ」のチェック

参考度★★


「地盤サポートマップ」では、地盤の情報を地図上で確認することができる。


「良い地盤」であれば、それだけ地盤沈下や液状化のリスクが低い。


かなり地図を「縮小」した状態でないと地盤情報が表示されないので、ざっくりとしかわからないが、参考にはなる。

5.「Google Map」で周辺環境のチェック

参考度★★★★★


ネット上の下調べで一番参考になるのがグーグルマップ。周辺環境を一通りチェックしよう。


都会か田舎かによって、周辺環境に求めるものは全く異なる。ここで見て欲しいのは、検討中の土地の治安や災害への強さ、交通事故のリスクである。


治安や騒音リスクを見るためには、月並みだがすぐ近所にパチンコ屋やスーパー、飲み屋、線路がないか調べた方がいい。これまで色んな条件のアパートで暮らしてきた経験では、電車の音より大声で喋る酔っ払いの声の方が100倍うるさい。最近の家は気密性が高いので、窓を閉め切れば線路は近くても周辺の音は聞こえにくいが、大声を出す輩が多そうな場所は避けたいところ。


災害への強さを見るためには、近くに神社やお寺があるかをチェックすることをおすすめする。近くに歴史的建造物があるということは、地震災害や水害などに何百年も耐えてこれたということ。もちろん、修理や再建されている可能性もあるので絶対安全とは言えないが、少なくとも埋立地ではないだろうし、他の地域に比べて安全性は高いと言えるだろう。


交通事故のリスクを調べるには、近隣にパチンコもそうだが、スーパーやショッピングモールなど、大きな駐車場を構える店があるかどうかをチェックする必要がある。検討中の土地がその通り道になっていると、車通りは多いと予想され、車庫入れが大変だったり、交通事故のリスクが高まるので、避けた方がいいかもしれない。

WEB上ではできない3つのこと

WEB上の調査で「いいかも」と思った土地は、手間は掛かるが、直接的に調べてどんなところか調べた方がいい。

6.建築業者による周辺環境の調査

参考度★★★★


建築業者の中には、「検討中の土地の周辺環境を調査してあげる」と言ってくれるありがたい業者もいた。10くらいの業者を回ったが、そのうち3つの業者が土地の周辺環境の調査をしてくれた。一番良かった業者は、小一時間掛けて周辺を実際に歩き、近隣住民のお宅を訪問してその土地のいいところ、悪いところを聞いてくれた。


あなたも、建築業者探しをする中で、こんな申し出をしてくれる業者に出会ったら、是非お言葉に甘えた方がいい。


建築業者探しについては以下のリンクを参照してほしい。
www.raccooncatcher.com


7.近隣住民への挨拶&世間話

参考度★★★★★


「お隣の土地を買おうか検討している者ですが、少しお話を伺ってもよろしいでしょうか」と手土産を持参して近隣の5軒ほどのお宅を回る、ということを何回かやった。留守の場合も多いので、平日の夕方、土日の午前、夕方あたりの3パターンで訪問すればほぼどこかで会っていただくことができた。


めんどくさそうな人か、自分が土地を購入することをどう感じているか、に注意しながら話をすることをおすすめする。特に南隣りだと、家が建てばほぼ確実に日当たりが悪くなりトラブルになる可能性があるので、南隣りの人にはご注意を。


実際に訪問して近隣住民の方々の人となりを把握するのは、かなり重要である。都会ではまず玄関に出てきてもらうのに苦労するかもしれないが・・・


8.周辺の散歩

参考度★★★★★


最低でも、通勤時間である平日の朝7~8時ごろと18~19時ごろ、飲み会が多い金曜日の深夜22~24時ごろにそれぞれ2回以上、計6回以上は散歩することをおすすめする。


散歩では、次のポイントに注目しよう。

  • 人通り
  • 車通り
  • 店や踏切など騒音の元はないか
  • 空き家の数
  • 周辺の住宅のおおよその築年数
  • 近くの公園に「住んでいる」人はいないか


人通り、特に車通りが多いと車庫入れが面倒だったり、事故のリスクや騒音リスクが高くなる。空き家の数が多いと、治安が悪くなる傾向にある。特に廃墟っぽい空き家があるのは良くない。古い家ばかりの住宅地や、明らかに同時期に建てられた家が多い新興住宅地に新しく家を建てると、正直浮く。おすすめは、新旧様々な家がある地域である。近くに公園があるのは嬉しいことだが、特に深夜覗いてみてホームレスの人が住んでいるかチェックした方がいい。


まとめ

上記のように十分に下調べをして土地を購入したからか、家を建ててから1年、何も近くでトラブルは発生していないし、特に不満も感じていない。


普通に暮らしていて、一番大事だなと思うのは、「ご近所トラブルが起きないこと」である。


私が住んでいる地域には、ご近所付き合いが薄い家が多い。隣の家の家族構成が良く分かっていない、そもそも名前があやふや、という人もいる。寂しいと感じる人もいるかもしれないが、興味がない=あまり他人に干渉しない=ご近所トラブルも起きにくいので、デメリットばかりではない。


あなたが理想とする土地に出会い、トラブルなく暮らせることを祈っている。


土地探しを建築業者に手伝ってもらうという選択肢

私は以下のサイトを使って、建築業者を探した。大手のハウスメーカーだけでなく、指定した地域の工務店からも見積もりを取ることができる。私が使ったときよりも進化していて、間取りプランも作成してくれる。


多くの建築業者は、土地探しに協力してくれるので、建築業者探しも兼ねて以下のサービスを利用してもいいかもしれない。