たぬき暮らし

たぬき顔の嫁と子供と暮らしているので。

【初心者向け】家を建てたくなったときにやるべきことをイチから説明する

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家を建てることは、「結婚」や「出産」に並ぶ、人生の一大イベントである。

家は非常に高額なので、そう何回も建て直すことはできない。

だからこそ、失敗したくない。

今回は、家づくりでちょっと失敗した私が、「こうすれば良かった」という反省も踏まえて、なるべく後悔しないための家づくりの流れを説明する。

本当に家を建てる必要があるのかを考える

家を建てるということにはたくさんのリスクが潜んでいる。

本当に家を建てる必要があるかどうか十分考え、場合によっては断念する勇気を持ってほしい。


私が家を建てようと思った理由は、以下の4つだ。

  • 自分の家が欲しいから
  • 賃貸と違って持ち家は自分の資産になるから
  • 月々に支払う費用が、賃貸より安くなるから
  • おしゃれな外観で暮らしやすい便利な家に住みたいから

私と同じような理由で家を建てようとしているなら、ちょっと待った方がいい。


家を現金で買える人は少ない。ローンの人がほとんどだ。ローンとは、借金である。


「自分の家が欲しいから」と、所有欲を満たすためだけに多額借金を背負って家を建てるのは、リスクが高い。


そう言うと、「いやいや、賃貸と違って持ち家は自分の資産になるから、いざとなったら売ればいいじゃん」という人がいる。しかし、家は入居した瞬間に中古になり、急激に価値が下がってゆく。よほど立地が良くない限り、新築で買った家を売ることは百万円単位で損をすることを意味する。


「家を建てた方が、月々に支払う費用が賃貸より安くなる」という人もいるかもしれない。しかし、賃貸物件の家賃には修繕費が含まれていることを忘れてはならない。持ち家の修繕費は35年間で450万円※と言われている。月額に直すと1万円。固定資産税や地震保険といった、賃貸では必要のない費用も掛かる。
※出典:マネー研究所


「おしゃれな外観で暮らしやすい便利な家に住みたいから」という人もいるだろう。賃貸ではいい場所にそういった物件が無ければ、建てるしかない。しかし、「注文住宅だからといって、完全には自分の思い通りにはならない」ということを覚えておいて欲しい。私の家は、暮らしやすいが外観がダサい。もちろん好きでそうしたわけではない。業者との意思疎通が不足した結果、ダサくなってしまった。あなたの家でも、建てるのはあくまで業者。「イメージと違った」なんてことは日常茶飯事だ。


家を建てたいと思ったら、まずは「本当に家を建てる必要があるのか」を少なくとも1ヶ月くらい考えよう。

絶対的な予算設定

設定した予算を守ってくれる業者は少ない。

私の場合、建築費の予算は「諸経費も含めて、住める状態で1,450万円」としていた。

最終的に掛かった費用は1,650万円。200万円もオーバーしてしまった。

予算がオーバーする理由は2つ。

  • 業者が高い家を建てて利益を上げたいから
  • 施主(建て主)が欲を抑えられないから


家の設備のグレードは幅広い。一定以上の安全性や快適さを求めると、一気に価格が跳ね上がる。


予算を超えるかもしれない上のランクに心惹かれて迷っていると、業者に「もっと予算が上がっても大丈夫なんだな、予算内で抑えなくてもいいな」と認識されてしまう。


また、建築費用が確定しないうちから契約を求めてくる業者が多いが、できるならなるべく応じない方がいい。業者としても、本当に家を建ててくれるかわからない相手に付き合うのは時間と経費の無駄でしかないので、このやり方を否定はできないが。


建てる前の契約書の概算金額は予算内でも、最終的な金額は予算オーバーというのはよくある話だ。契約書さえ交わしていなければ、まだキャンセルできる。


とはいえ、私は、予算オーバーした見積を見て、「業者にここまで無償で付き合ってもらって申し訳ないな」という気持ちと、「予算オーバーしましたけど当然契約しますよね」という業者からのプレッシャーに負けて契約してしまった。


「予算は絶対に超えさせない」という毅然とした態度で業者に接することをおすすめする。


予算をいくらに設定するかは、以下のリンクがわかりやすい。
その年収なら、どんな家に住める?(ホームズ)


土地の購入が必要な場合は、土地購入費用の予算設定も忘れずに。

既存の家を参考に、住みたい家のイメージデザインを決める

私は、「他にはないオンリーワンのおしゃれな家」を建てようとして、オンリーワンのダサい家が完成した。


なので、デザインはパクることをおすすめする。なるべく家を建てようとしている地域から離れたところを散歩して、マネしたいと思う家の写真を撮らせてもらう。
※決して近くの家からパクらないように!


既存の家を参考にすれば、完成図がイメージしやすい。美容室で、ヘアカタログを見せながら髪形をオーダーした方が、要望を分かってもらえやすいのと同じだ。


写真を撮って、「こんな感じのデザインの家を建ててください」と言えば、よほどハズレの建築業者を引かない限り、ある程度再現してくれるハズだ。

建築業者探し

予算設定、住みたい家のイメージができたら建築業者を探そう。


良い建築業者の条件は以下の3つ。

  • あなたが理想とするような家を建てた実績がある
  • あなたが提示した予算を尊重する
  • 協力関係にある他の業者のことをちゃんと知っている

この条件を満たす業者をインターネットや直接訪問などで見つけることができれば、家探しはまず問題ない。

建築業者探しの詳しいポイントは、下記リンクを参考にしてほしい。
www.raccooncatcher.com


ちなみに、私は以下のサイトで建築業者を探した。
大手のハウスメーカーだけでなく、指定した地域の工務店からも見積もりを取ることができる。間取りプランも作成してくれる。

土地探し

建築業者を探し始めたら、土地探しも始めよう。


私は、いい土地の条件は以下の5つだと考えている。

  1. 治安が良いこと
  2. 騒音リスクが少ないこと
  3. 近隣住民とのトラブルが発生しにくいこと
  4. 災害での被害リスクが低いこと
  5. 車庫入れしやすく、付近で交通事故に遭うリスクが低いこと

土地探しの詳しいポイントは、下記リンクを参考にしてほしい。
www.raccooncatcher.com

まとめ

今回紹介したこと以外でも、住宅ローンの選び方や設計の打ち合わせ、着工時の近隣への挨拶など、やらなければならないことはたくさんある。


まずは、

「本当に家を建てるべきなのか」考え、

「予算」を設定し、

「良い建築業者」と出会い、

「良い土地」を見付けることから始めよう。