SIMロック端末は、格安SIMでは使用できない場合があります。
ドコモ端末ならSIMロック未解除でも格安SIMが使えることが多いですが、auとソフトバンク端末は不可能なことが多いです。
例えば、au版iPhoneで、SIMロックを解除せずに使える格安SIMは、mineoだけです。
今回、「SIMロックを解除していないau版iPhoneSE(iOS12)」に「BIGLOBEモバイルの音声通話Aプラン(au回線)」を入れても使えず詰みそうになったところを、SIMロック解除アダプターの「スマートキング」に助けられたので備忘録的にまとめます。
2018年12月現在、中古端末のSIMロックは基本的に解除不能
au版iPhoneSEに、BIGLOBEモバイルのSIMカードを刺したら、「SIMが無効です」との表示が出ました。
SIMロックが解除されていないから当たり前です・・・。
3大キャリアで自分で購入した端末なら、キャリアへ依頼すればSIMロックを解除できます。
しかし、中古で購入した端末は解除できません。2019年9月から中古端末でもSIMロック解除できるようになりますが、そんなに待てません。
中古端末のSIMロック解除は、非公式に2つ
何とか中古のau版iPhoneSEのSIMロックを解除したい。
調べたら、以下の2つの方法がありました。
- 業者に依頼(ファクトリーアンロック)
- simロック解除アダプター(sim下駄)
業者に依頼(ファクトリーアンロック)
SIMロックの解除を専門にしている業者に依頼する方法です。
代表的なのは「小龍茶館」という業者のようです。
端末により価格は異なりますが、iPhoneSEのSIMロック解除の料金は、9.800円・・・。
高いので断念しました。
SIMロック解除アダプター(sim下駄)
僕が試した方法です。
SIMカードに付ける専用のアダプターを購入し、自分でSIMロックを解除します。
スマートキングの使用方法
購入した物
Amazonでは何種類か出品がありますが、僕が購入したのは以下の商品です。
他にも、「スマートキングXX」、「スマートキングX2」など、バージョンの新しそうな名前のが売られていますが、僕は上記を購入しました。
届いた状態、セットの方法
こんな感じで、3つのパーツが入った状態で届きます。実際に使うのは、真ん中のパーツだけです。
真ん中のパーツは、SIMカードと同じ形状をしています。金属部分が向き合うように、2つを合わせます。
SIMカードが上にくるように、iPhoneのSIMカードトレイにセットします。
※写真はiPhone5cのトレイです。
セットした後の作業
スマートキングの販売会社のHPに手順が載っています。
2018年12月13日時点のやり方は、以下のとおりです。
1.使用する格安SIMのAPN設定を行う(要wifi環境)
※「SIM業者名 APN設定」でググりましょう
2.アダプターをセットしたSIMカードを本体に刺す
3.アクティベート設定が始まる。「こんにちは」と画面に表示されるので、ホームボタンを押す。次の画面で再度ホームボタンを押し緊急電話の画面へ移動する
4.「*5005*7672*88#」と入力し通話ボタンをタップすると黒背景の画面に移動する。そこで素早く「89014104279202595559」と入力し、送信をタップする
5.画面の指示に従ってアクティベートを完了する
6.通常のホーム画面が表示されたら、SIMロック解除アダプタを外してSIMカードのみを挿入する
僕は上記の作業をしてすぐ(1分以内くらい)、電波が入るようになりました。
とりあえず今は使えているが、今後も使えるかはわからない
スマートキングを使ってiPhoneSEのSIMロックを解除しましたが、とりあえず今のところは問題なく使えています。
しかし、iOSのバージョンアップデートで急に使えなくなったりする可能性もあると思うので、やはり中古のスマホを購入するときは、「SIMがロック解除されているもの」を選んだ方がいいですね。
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